「平成28年度法科大学院公的支援見直し強化・加算プログラム」の審査結果について

「平成28年度法科大学院公的支援見直し強化・加算プログラム」におきまして,岡山大学法科大学院からは下記の4件のプログラムを申請しておりましたところ,このたび文部科学省より審査結果が発表されました。

①岡山大学法科大学院弁護士研修センター(OATC)を活用した中四国地区における法曹人材還元ルート確立のためのプロジェクト
②中四国地区における女性が活躍する地域社会実現のための女性法曹輩出促進プロジェクト
③共生社会を支援するための伴走型法曹養成プログラムの策定
④法学部・法科大学院教育,就職支援,継続教育の連携による地域ニーズに対応した先導的法曹養成教育システムの構築

これらのうち,①②③の3つのプログラムは「卓越した優れた取組」として(岡山大学ほか6校,計7プログラムを採択。なお,①②③はまとめて一つのプログラムとして整理されています),④のプログラムは「特に優れた取組」として(岡山大学ほか10校,計13プログラムを採択),それぞれ高く評価されました。とりわけ,最も高い評価である「卓越した優れた取組」として評価された7つのプログラムのうち,地域貢献に向けた取組として評価されたのは,岡山大学が申請したプログラムのみでした。

岡山大学法科大学院は,これからも,「地域に奉仕し,地域に根ざした法曹養成」の教育理念のもと,地域のニーズを踏まえたより質の高い法曹教育を実践していく所存です。引き続き変わらぬご支援を賜りますよう,宜しくお願い申し上げます。

平成27年12月28日

岡山大学大学院法務研究科長 神例康博